奈良市 N様邸
新築工事の屋根工事を請け負わせて頂きました。(栄四郎 ローマンLL40ハイパーZ)
大和郡山市 N様邸
新築工事の屋根工事を請け負わせて頂きました。(栄四郎 プラウドBB40ハイパーX)
木津川市 I様邸
釉薬瓦から平板瓦への葺替え工事を請け負わせて頂きました。(栄四郎 プラウドUU40G)
大淀町 S様邸
新築工事の屋根工事を請け負わせて頂きました。(栄四郎 プラウドプレイン)
高槻市 N様邸
屋根の修理工事(本棟)を請け負わせて頂きました。
奈良市 H様邸
新築の屋根工事を請け負わせて頂きました。(新東 CERAM-F FLAT)
高槻市 N様邸
波板張り替え工事を請け負わせて頂きました。(タキロン ブロンズ)
寄棟屋根




こんにちは、今回は寄棟形状の屋根に度々ある雨漏りのお問い合わせでした。https://kourakawaraten.com/2020/02/19/post-773/ 参照
寄棟形状の屋根には隅棟と呼ばれる屋根に対して45度角で施工される棟があります。これは例えば雨が北側に流れる面と東側に流れる面の境に勾配の変化線が生じ、この変化線は桟瓦に隙間が出来てしまうため蓋をするための物です。
通常、機能として雨を塞ぐための物ですが施工不良のため逆に雨漏りをさせてしまいます。降雨時、隅棟に当たる雨水は熨斗瓦(のしかわら)と呼ばれる隅棟の一番下にある平らな瓦の下端を流れますが、その熨斗瓦と桟瓦が接触していると雨水は桟瓦の方に流れてしまいます。さらにその桟瓦の加工が悪い場合に雨水を棟の中に呼び込んでしまうのです。水の流れや理屈を知らない業者さんが施工した屋根だったのでしょう。
小浦瓦店では技能士の資格を持つ職人が直接施工いたしますのでこのような施工不良はございません。屋根のお悩みをお持ちの方はお気軽にご相談ください。
スレート瓦
こんにちは、見習い賢治です。
今まで何度かカラーベスト(スレート瓦)の施工を手伝ったことがあるのですが、いつもよく観る日本瓦や陶器瓦と何が違うのかな?と思い調べてみました。
スレート瓦とはセメントとパルプ繊維をギュッと固めて着色し、瓦の形に形成した屋根材だとのこと、薄くてカラーバリエーションが豊富で施工性にも優れているようで、確かに僕がお手伝いした現場の工程を思い出すと日本瓦や陶器瓦と違い1枚1枚が大きくて仕上がりが早いと感じました。
しかし、スレート瓦は屋根下地と密着し、瓦との隙間が無いため断熱性や遮音性には劣り成分の大半は水分を吸水しやすいセメントなので表面に施されている塗膜が経年で剥離すると苔が発生しやすくなり外観も損なわれます。定期的なメンテナスが必要で初期費用は比較的安価ですがランニングコストは日本瓦や陶器瓦より必要になるということを勉強しました。

トップライト




こんにちは、以前にお伺いしたお宅の事ですが、トップライト付近で雨漏りがする、とのお問い合わせでした。トップライトは部屋の採光としては良い物だと思いますが、雨漏りの発生率が多い箇所です。屋根に大きな穴を開けるのですから当然と言えば当然ですよね。ただ、業者さんはきちんと雨仕舞いをして引き渡しをするので施工当初は問題ないでしょう。しかし、やはり雨漏りの問題が多いのは事実です。このトップライトは1枚目の写真で分かるようにトップライトの上側にある瓦が受けた雨水はトップライト上部で受け止め、両側に設置してある板金で下部まで排水するようになっています。きちんと排水されていれば問題は無いのでしょうが。
雨は砂や枯れ葉等のゴミも一緒に流してしまうため、瓦下に仕込まれた板金の途中で堆積(たいせき)してしまいます。すると雨水はうまく排水されず板金を乗り越えて屋根地に回ることになり、雨漏りに繋がる事になります。
このような場合も定期的に点検をして、ゴミを取り除いていれば雨漏りが発生していなかったかもしれません。点検の大事さが分かり易い事例ですね。小浦瓦店では無料で点検を実施しておりますので少しでも気になる方は御連絡ください。
谷樋の腐食


こんにちは、今回も雨漏りの調査であるお宅に伺いました。このお宅ではいろんな箇所に雨漏りの発生原因がありましたが、よくある雨漏りの発生箇所の中でも多いのが谷樋の腐食です。谷樋とは屋根の勾配の向きが変わる位置に配置される物で降雨時にはかなりの量の雨水を受ける事になり、このお宅は1枚目の写真でも分かるように大屋根の排水まで谷樋で受けていました。当然腐食は進むことになります。
雨漏りは、部屋の内部まで到達してからやっと分かる物ですが、実は天井裏はそれよりももっと先に発生しています。目に見えてからでは内装工事も必要になる場合もあるので工事金額は高価な物にもなり得ます。定期的な点検で初期に発見できていれば補修程度で治まることもありますので皆様には屋根の早期の点検をお勧めいたします。小浦瓦店では無料で点検を実施しておりますので、少しでも気になる方は御連絡ください。丁寧に対応いたします。
大和郡山市 M様邸
蔵の庇部分の葺替え工事を請け負わせて頂きました。(いぶし 53判)
高槻市 Y様邸
屋根漆喰工事を請け負わせて頂きました。
天理市 O様月極駐車場
フェンスの修理工事を請け負わせて頂きました。
天理市 M様邸
納屋新築工事の屋根工事を請け負わせて頂きました。(いぶし 53判)
屋根に漆喰を塗る意味
こんにちは、見習いの賢治です。瓦屋根を見ていると、大棟、降り棟、隅棟の面戸(棟の熨斗瓦と桟瓦との隙間)の漆喰の色が黒ずんでいたり剥がれてしまっている屋根を見かけます。僕は、面戸塗り(棟の熨斗瓦と桟瓦との隙間に漆喰を塗りつける)や鬼巻き(鬼瓦と棟の隙間に漆喰を塗る)は雨水の流入を防ぐ為に塗ると思っていました。しかし、雨水の流入だけでは無いことが分かりました。瓦屋根は、大棟、降り棟、隅棟の施工に土を使います。横風に伴って吹き付けられた雨水が流入し、土が流出しない為に漆喰を塗っていることが分かりました。土が流出してしまうと、棟の歪みや瓦の落下、雨漏りに繋がり、修理では済まない可能性も出てきます。棟を守る大切な役割を果たしているのだと知りました。また、雀口といわれる軒先の瓦と屋根地との間に出来た隙間に雀等の小動物が入り込んで、巣や排泄物で屋根下地を痛めることを防ぐ為に漆喰を塗ることを知りました。僕は以前にプラスチック性の面戸を施工したことはありましたが、雀口の漆喰代わりだったとは知りませんでした。一見には見えにくい物でも全てに役割があり意味があるものだなと思いました。


