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セメント瓦葺き屋根

奈良県奈良市で築30年程経つセメント瓦葺き屋根の木造住宅屋根無料調査へお伺いいたしました。

2023年02月02日(木)

こんにちわ、屋根の工事屋さん小浦瓦店 調査員の竹田です。
今回は奈良市内にある木造住宅で2階の軒先の一部の木材が腐食しているので一度見てほしいとのことで屋根調査にお伺いさせて頂きました。
こちらのお宅は築30年程経つ家屋で屋根はセメント瓦葺きのお宅でした。
セメント瓦とはその名の通り主材がセメントと砂で製造されていて表面に塗装をして仕上げてある瓦です。
では、築30年のセメント瓦葺き屋根の現地調査の記録をご覧ください。

現地調査の様子

セメント瓦

屋根に上がってすぐ、瓦の表面がかなり汚れていて無数の苔が生えているのを確認しました。
瓦の防水性能が低下し、湿潤状態が続くとこういう状態になり易いですね。

右の写真は1階の屋根の様子ですが、陰になってる場所と日当たりの場所の瓦の痛みに違いがあるのが分かると思います。
同じ面で同じ施工年月日の瓦なのに日に当たる場所に葺かれた瓦はこれ程までに傷みが進行するのですね。

セメント瓦葺き屋根
セメント瓦塗膜劣化

こちらは大屋根の瓦の様子です。
ソーラー湯沸かし器が設置してあったのでしょうか?瓦の表面塗膜の剥離は無いのですが、塗膜にひび割れが多数ありました。
このひび割れから雨水が浸入すると湿潤・乾燥(膨張・収縮)を繰り返し瓦本体の破損につながります。

セメント瓦破損
セメント瓦破損近景
セメント瓦破損近景
セメント瓦破損近景

塗膜のひび割れから破損につながっている瓦がこちらの写真です。
完全に瓦に貫通ひび割れが入っている為、雨漏りを引き起こしているような状態です。

破損瓦軒先状態

上部の写真の破損瓦の下方の軒先の状態を確認してみますと・・

軒先はご覧の通り雨水が軒先を腐食させていました。
ここまでの腐食は深刻な状態で、大工工事も必要となってしまいます。
こちらが、お客様がお話しされていた木材の腐食箇所だったのですね。

軒先腐食

調査を終えて

セメント瓦は一般的に30年程の耐久性があるといわれますがスレート瓦と同様、表面の塗膜が剥がれれば著しく耐久性が低下する材料ですので、定期的なメンテンナンスが必須なのです、しかしお客様のほとんどはそれを知らずにメンテナンスを怠ってしまうことが多く雨漏り等で屋根の不具合を知ることとなるようですね。
今回のお宅も築30年を過ぎているとのことですのでセメント瓦の寿命とほぼ一致していたということとなります。
ただ、30年の間に2回程度屋根の塗装を施していればまだ寿命は延びていたかと思います。
屋根の工事屋さん小浦瓦店は外壁・屋根塗装も請け負わせて頂いておりますし、無料調査も随時受け付けておりますのでお住いに気になるところがある場合はお気軽にお問い合わせください。お問い合わせはこちらから。

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