天理市 K様邸
日本瓦屋根の葺替え工事です(いぶし 53判)
大和郡山市 K院
日本瓦屋根の葺替え工事です(いぶし 53判)
天理市 H様邸
門屋の新設工事です(いぶし 53判)
ラバーロック工法


こんにちは、突然ですが皆さんはラバーロック工法という物をご存じでしょうか?ラバーロック工法は屋根瓦にシーリング材を打設し瓦同士を連結させるものです。多くはズレ防止に施工されている物ですが間違った知識で耐震性や耐久性に優れるといった呼び込みで営業する業者があるみたいで、そんな業者がそのような知識で間違った施工すると屋根に湿気が溜まったり、雨漏りを促したりしてしまいます。 今回はそんな屋根の事例です。
雨漏りがする、とのお問い合わせで現場に行ってみるとこのラバーロック工法が施工されていました。とりあえず屋根に散水をしばらくしてからシーリング材を切断したところ水が出てきました。本来、瓦は重なりにより、雨漏りをしない構造となっていますので、不用意な場所をシーリングで塞いでしまうと浸入した雨水が排水できず、かえって雨漏りが生じることとなります。
凍害


こんにちは、今回ご紹介するのは瓦の凍害です。瓦に凍害?って感じる方もおられるかと思いますが、瓦は若干ですが水分を含みます。冬期など外気温が氷点下になる日もありますが、そのときに瓦の中に含まれた水分が凍ってしまいます。水分が凍ると体積が増してしまい(膨張)瓦本体を破裂させたように破損させてしまします。
これは、いろいろな要素があり、建物の立地条件や瓦の焼き具合、土の配合等様々なものが考えられますので一概には原因を特定できる物ではありません。
ただ、破損した瓦の場所や数量にもよりますが、すぐさま葺替え工事が必要とはなりません。割れた瓦だけを交換すれば多くの場合は問題がありません、もし問い合わせした業者さんが葺替え工事を必要以上に進めてきた場合は他の業者さんを当たってみてもいいと思いますので皆さんお気を付けてください。


