雨漏り調査 19/3/1




こんにちは、以前に問い合わせを頂きお伺いした現場なのですが、雨漏れがするので観てほしいとの事でした。
お部屋の中を拝見させて頂き、大体の位置を把握した後(屋根裏点検口が無かったため)屋根の上に上がり検査をしてみました。
前日の天候が雨だった為、散水の前に一度瓦を捲ってみると瓦が雨を通して下地まで濡れている状態でした。瓦にたいした破損が無くともこういった事例は多々見受けられます。部屋内の雨漏りに気付く前から実はすでに天井裏には雨水が滴っているのが現状です。雨漏りは早期に気付くことは難しいですが、やはり屋根の点検は定期的にお勧めいたします。
現調に付き添いました。
先日、雨漏りが原因で天井にシミが出来ているお家に伺いました。
屋根に登ると、なんと!シーリング材で瓦の隙間という隙間を塞いでいたのです。
カッターナイフでシーリング材を切ってみると中から水が出てきます。
そういえば、社長に、けんじ!瓦と瓦の隙間を水が通るんやと教えてもらったのを思い出しました。
雨漏りの原因は瓦の劣化や破損だけではないのだなと思った現場でした。
大和高田市 Y様邸
屋根の修理工事のお問い合わせがありましたが築20年ほどたつとお客様から伺い、そろそろメンテナンス(塗装)をお勧めしたところ外壁も全て塗装をご依頼頂きました。
奈良市 T住宅
古瓦を再利用しながらの日本瓦葺替え工事です(いぶし 53判)
天理市 K様邸
日本瓦屋根の葺替え工事です(いぶし 53判)
大和郡山市 K院
日本瓦屋根の葺替え工事です(いぶし 53判)
天理市 H様邸
門屋の新設工事です(いぶし 53判)
ラバーロック工法


こんにちは、突然ですが皆さんはラバーロック工法という物をご存じでしょうか?ラバーロック工法は屋根瓦にシーリング材を打設し瓦同士を連結させるものです。多くはズレ防止に施工されている物ですが間違った知識で耐震性や耐久性に優れるといった呼び込みで営業する業者があるみたいで、そんな業者がそのような知識で間違った施工すると屋根に湿気が溜まったり、雨漏りを促したりしてしまいます。 今回はそんな屋根の事例です。
雨漏りがする、とのお問い合わせで現場に行ってみるとこのラバーロック工法が施工されていました。とりあえず屋根に散水をしばらくしてからシーリング材を切断したところ水が出てきました。本来、瓦は重なりにより、雨漏りをしない構造となっていますので、不用意な場所をシーリングで塞いでしまうと浸入した雨水が排水できず、かえって雨漏りが生じることとなります。
凍害


こんにちは、今回ご紹介するのは瓦の凍害です。瓦に凍害?って感じる方もおられるかと思いますが、瓦は若干ですが水分を含みます。冬期など外気温が氷点下になる日もありますが、そのときに瓦の中に含まれた水分が凍ってしまいます。水分が凍ると体積が増してしまい(膨張)瓦本体を破裂させたように破損させてしまします。
これは、いろいろな要素があり、建物の立地条件や瓦の焼き具合、土の配合等様々なものが考えられますので一概には原因を特定できる物ではありません。
ただ、破損した瓦の場所や数量にもよりますが、すぐさま葺替え工事が必要とはなりません。割れた瓦だけを交換すれば多くの場合は問題がありません、もし問い合わせした業者さんが葺替え工事を必要以上に進めてきた場合は他の業者さんを当たってみてもいいと思いますので皆さんお気を付けてください。