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見習い日記

モルタル

2020年06月09日(火)

こんにちは、見習い賢治です。

今回は前回に少し記載したモルタルについて少しばかりですが勉強したのでブログに書いてみたいと思います。

皆さんは、セメントやコンクリートというワードはお耳する事はあるでしょうが、モルタルというワードはあまりお耳にしないかと思います。

僕自身も、勉強をするまでは全く聞いたことの無いワードでした。建築関係の人から聞いたとしても、それが何なのか正体不明の物だったと思います。

モルタルとは皆様がよく見かけるところで言うと、家の外壁の素材やブロック塀、レンガの目地材として使用される物だそうです。よく考えると、とても皆様にも身近な建設資材なのですね。

DIYではブロックやレンガ積みなど、比較的取りかかりやすい物からやってみるのが良いですよね。(もちろん積み上げるための知識や技術はある程度必要だと思いますが・・)

ところで、日本古来の家屋では壁の素材は土が多いのですが、建売住宅が増えた時期にこのモルタル壁が多く取り扱われるようになった様なのです。それは、土同様不燃性でありながら強度が高いと言うところからのようです。

しかし、硬化したモルタルは膨張、伸縮を微量ながら繰り返しその力の逃げ場が無い場合ひび割れを起こしてしまいます。(土と比べると粘性度が低くて体積の変動に弱いようです)

強度が強いのが長所ですがひび割れを起こしてしまう(セメント材料は共通するようです)ところが短所でもありますよね。一長一短と言いましょうか。

なので、外壁にモルタルを施工する場合にはラスといわれる金網を中に埋め込み補強をしたり、ひび割れの発生しやすい箇所に予め誘発目地や収縮目地を施工して有害なひび割れにならないようにと工夫が色々と成されているようです。

誘発目地が無いモルタル壁 (画像引用)
誘発目地を施工して、わざとひび割れを誘導した例、有害性が低く抑えられ補修がしやすくなり補修コストも軽減されます。(画像引用)
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