奈良県高市郡で木造倉庫スレート屋根のカバー工事が完了い...
施工の様子
スレート屋根のカバー工事も屋根の工事屋さん小浦瓦店に是非お問い合わせください。
お問い合わせはこちらから。
詳しい施工事例はこちらからご覧いただけます。
奈良県奈良市で新築建物のスレート瓦葺き屋根の工事が完了...
兵庫県神戸市で屋根の葺き替え工事が完了いたしました。
兵庫県神戸市で釉薬瓦葺き屋根を金属屋根(立平葺き)への葺き替え工事が完了しました。
屋根の工事屋さん小浦瓦店では地元奈良県はもちろん、大阪・兵庫・京都・和歌山・滋賀とお客様のご要望があれば近畿一円自社施工で対応させて頂いております。
こちらの施工事例の詳細はhttps://kourakawaraten.com/construction/construction-4635/
からご覧いただけます。また、お問い合わせはこちらから随時受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。
奈良県橿原市で屋根の葺き替え工事と太陽光発電システム及...
既設の屋根はセメント瓦と釉薬瓦の2棟です。
おそらく過去に増築されたのでこの様な2種類の瓦ぶきの屋根になったのでしょうね。
こちらのお客様は室内や外構をリフォームするにあたり屋根の葺き替えと太陽光発電システム・蓄電システムの設置もお考えになり弊社へご依頼いただいたものとなります。
詳しい施工事例はこちらからご覧いただけます。
奈良県奈良市で築30年程経つセメント瓦葺き屋根の木造住...
こんにちわ、屋根の工事屋さん小浦瓦店 調査員の竹田です。
今回は奈良市内にある木造住宅で2階の軒先の一部の木材が腐食しているので一度見てほしいとのことで屋根調査にお伺いさせて頂きました。
こちらのお宅は築30年程経つ家屋で屋根はセメント瓦葺きのお宅でした。
セメント瓦とはその名の通り主材がセメントと砂で製造されていて表面に塗装をして仕上げてある瓦です。
では、築30年のセメント瓦葺き屋根の現地調査の記録をご覧ください。
現地調査の様子
屋根に上がってすぐ、瓦の表面がかなり汚れていて無数の苔が生えているのを確認しました。
瓦の防水性能が低下し、湿潤状態が続くとこういう状態になり易いですね。
右の写真は1階の屋根の様子ですが、陰になってる場所と日当たりの場所の瓦の痛みに違いがあるのが分かると思います。
同じ面で同じ施工年月日の瓦なのに日に当たる場所に葺かれた瓦はこれ程までに傷みが進行するのですね。
こちらは大屋根の瓦の様子です。
ソーラー湯沸かし器が設置してあったのでしょうか?瓦の表面塗膜の剥離は無いのですが、塗膜にひび割れが多数ありました。
このひび割れから雨水が浸入すると湿潤・乾燥(膨張・収縮)を繰り返し瓦本体の破損につながります。
塗膜のひび割れから破損につながっている瓦がこちらの写真です。
完全に瓦に貫通ひび割れが入っている為、雨漏りを引き起こしているような状態です。
上部の写真の破損瓦の下方の軒先の状態を確認してみますと・・
軒先はご覧の通り雨水が軒先を腐食させていました。
ここまでの腐食は深刻な状態で、大工工事も必要となってしまいます。
こちらが、お客様がお話しされていた木材の腐食箇所だったのですね。
調査を終えて
セメント瓦は一般的に30年程の耐久性があるといわれますがスレート瓦と同様、表面の塗膜が剥がれれば著しく耐久性が低下する材料ですので、定期的なメンテンナンスが必須なのです、しかしお客様のほとんどはそれを知らずにメンテナンスを怠ってしまうことが多く雨漏り等で屋根の不具合を知ることとなるようですね。
今回のお宅も築30年を過ぎているとのことですのでセメント瓦の寿命とほぼ一致していたということとなります。
ただ、30年の間に2回程度屋根の塗装を施していればまだ寿命は延びていたかと思います。
屋根の工事屋さん小浦瓦店では外壁・屋根塗装も請け負わせて頂いておりますし、無料調査も随時受け付けておりますのでお住いに気になるところがある場合はお気軽にお問い合わせください。お問い合わせはこちらから。
奈良県奈良市でカラーベスト葺き屋根の現地調査にお伺いい...
こんにちわ、屋根の工事屋さん小浦瓦店 調査員の竹田です。
今回は築45年程経つお家の屋根の無料点検にお伺いいたしました。
こちらにお宅はカラーベストを使用した屋根で新築時から現在まで屋根の点検やメンテナンスを一切していないとお話しされていました。では、メンテナンスをされていないカラーベスト屋根の状態とはどのようなものかご説明させて頂きます。
屋根の様子
ところどころカラーベストが破損し、棟包み板金には発錆しています。
全体的に瓦の表面の塗膜が剥離し谷樋部分も発錆しています。
瓦の破損やズレが生じているのが分かります
カラーベストは全数枚釘止めするので、このようなずれは生じないものですが、おそらく釘止めしているあたりに亀裂が入り瓦の重なり代内部で割れが生じこの様な状態になっているのでしょう。
調査を終えて
調査を終えてお客様に屋根の状況写真をご覧いただきながら傷みの程度をご説明させて頂きました。
お客様は自身が住んでいる家の屋根が傷んでいたとは思ってもいなかった様で大変びっくりされていました。
申し上げにくいのですが・・と御断わりをしてこちらの屋根はすでに修理で処置をするには時間が経ちすぎていますと申し上げ、その場しのぎの対応ではあまり意味をなさない工事となってしまいますとお伝えしました。
家も人の身体も同じで古くなれば当然どこかに不具合が生じてきます。
何事も早期発見早期改善が大切だということを改めて感じた今回の調査でした。
皆様の中にもこちらのお客様のようにメンテナンスが必要と知らずにお過ごしされている方も多いのではないでしょうか?
屋根の工事屋さん小浦瓦店では随時無料屋根点検を受け付けております。もちろん健全な状態の屋根でも点検をご要望であれば無料でお伺いいたします。
お問い合わせはこちらから。
奈良県天理市で築30年程経つ木造住宅の1階のリビング天...
こんにちわ、屋根の工事屋さん小浦瓦店 雨漏り調査員の竹田です。
今回は奈良県天理市にお住いのお客様から1階のリビングの天井から雨漏りがあるので調査してほしいとご依頼を頂き調査へ伺いました。
調査の様子
リビングの天井は雨漏りが原因でクロスがめくれています。
近くで観るとめくれ以外に亀裂も入っているのが分かります。
雨漏り箇所の上部はベランダになっておりFRP防水が施されていますが隅に亀裂がありました。
雨漏りの可能性のある場所はまず散水です。
散水をしていると水の吐き出し口についている角マスがオーバーフローしかけてしまいました。
何かが詰まって排水を邪魔しているようです。
パイプを一旦外してみるとパイプの中にはゴミがたくさん詰まっていました。
ベランダ吐き出し口の角マスを取ってみるとパイプの下端も防水の不備がありました。
分かりにくいですが薄っすら壁の内部が見えていました。
散水した場所の天井裏はご覧の通り木材が真っ黒になっていました。
しかしです。散水していない場所にも雨漏りの跡がありました。
調査を終えて
お客様は数年前に外壁塗装工事を済ませていてその時にベランダも一緒に塗ってもらったとお話しされていましたが、それはおそらくトップコートといわれるものです。
トップコートは防水層の表面をコートするもので防水性能は無いのです、先の業者さんはその旨をきちんと説明していない様でした。
お客様にはベランダの隅の辺りの防水層に亀裂がある事・排水ドレンの下端に防水不備があることをお伝えしたのですが、その他にも雨漏りの跡がついていることをお話しさせて頂きました。それぞれの対応とベランダ全ての防水工事を提案させて頂きました。
雨漏り調査は根気よくしっかりと原因を調査しなければ元を止めることができません。
屋根の工事屋さん小浦瓦店では随時無料雨漏り調査受付中ですのでお気軽にお問い合わせください。
この調査の工事施工事例はこちらからご覧いただけます。
奈良県奈良市で寄棟造りS型瓦葺き屋根の雨漏り調査
こんにちわ、屋根の工事屋さん小浦瓦店 雨漏り調査員の竹田です。
今回は奈良市で築30年程経つ木造家屋の無料雨漏り調査の依頼を頂き早速訪問させて頂きました。(最近寄棟造りの屋根のブログが多いです笑)
室内・天井裏の確認
雨漏りにより天井クロスの継ぎ目が膨れ上がってしまっています。
近くで観ると結構膨れ上がっているのが分かります。
天井裏に上がって先ほどの雨漏りの上部へ行ってみると天井板や桁に大きな雨跡を発見しました。
また、その上部の野地板と隅木にもくっきりと大きな雨跡です。
隅木の先(軒先方向)を覗いてみると天井に敷かれた断熱材にも雨漏りの跡があります。
断熱材の雨跡をなぞって上部の隅木を確認するとそこにも大きな雨漏り跡を確認しました。
屋根の確認
雨漏りが発生していた上部の屋根はこのような収まりになっていました。おかしくないですか?
棟の通りが全くあっていないのです。
隅棟の通りは赤ライン、陸棟に使用されている三つ又瓦の通りは青ラインです。全く行き違いを起こしています。
角度が全くあっていないのに無理やり瓦を収めようとしているのが分かります。
瓦の接手の露出・重なりの不備等かなり程度の悪いお仕事をされいますよね。
続いて軒先側を確認すると漆喰が棟よりはみ出ている箇所や棟と面で収まっているのが分かりました。
通常は棟の瓦より漆喰は中の方へ控えた状態になっていなければなりません。
瓦内部の確認
陸棟辺りの瓦を外して内部を確認しました。
土を少し取り除き地瓦を確認したところ雨漏りの原因が判明しました。
雨漏りの発生個所はこの矢印の箇所です。
加工された瓦の端部に棟の漆喰がほとんど被っていない状態です。これでは少しまとまった降雨があれば完全に雨漏りを引き起こします。
続いて軒先側の瓦を取り外してみました。
棟の葺き土もしっかりと濡れた状態でいます。
調査を終えて
今回の雨漏りの原因は屋根の施工不良だということが分かりました。
最近投稿した(奈良県天理市でS型瓦寄棟造り屋根の雨漏り調査)でも記載しましたがS型瓦を用いた寄棟造り屋根の施工は特に注意が必要です。
しかし、こちらのお宅の屋根はそれどころの問題ではなく雨が漏っても当たり前のような杜撰(ずさん)な工事をされていたことが原因です。
隅棟の通りに陸棟を合わせていない、面戸の漆喰を棟瓦と同じ面で収めている等。
当時施工をされた職人さんに技術や知識がなかったのか、もしくは解りながら「どうでもいいや」などと思った仕事だったのか。分かりませんがお客様が大金をはたいて購入した住宅でこのような仕事は許されません。
屋根の工事屋さん小浦瓦店では第一にお客様のために!を企業方針として責任施工をもって屋根調査、修理工事などご対応させて頂いておりますのでお家のお困りごとや相談がある場合は是非お問い合わせください。
奈良県天理市でS型瓦寄棟造り屋根の雨漏り調査
こんにちわ、屋根の工事屋さん小浦瓦店では雨漏り調査員の竹田です。
今回はS型瓦という瓦を用いた寄棟造りの建物で無料雨漏り調査へ行ってまいりました。
S型瓦とは瓦の断面がローマ字のSのような形をしている瓦の事で洋風な感じに仕上がる瓦です。
目視確認
まず室内を案内していただき雨漏りの発生個所を確認させて頂きました。
天井には雨漏りの跡がはっきりと残っていて板に亀裂が入っている状態でした。
続いて天井裏の確認をすると隅木といわれる部材辺りが酷く雨漏りの跡がついているのが分かります。
屋根に上って破損やズレがないかを確認しましたが大きな損傷は全くありませんでした。
散水調査
天井裏の雨漏り跡を頼りに実際にその真上辺りの屋根に散水を始めました。
しばらく散水をして水の流れを確認してみると、通常流れる雨水の経路(写真3・4枚目の青線)よりも別の経路(写真3・4枚目の赤丸)から流れていることが分かりました。
これは棟瓦の漆喰表面を伝って流れたものか、または棟の内部に一度雨水が浸入し漆喰の切れ目から外部に流出したものかです。
その棟の下の方の瓦を捲ってみるとやはりです。瓦の下は水でかなり湿潤状態になっていました。
天井裏を再び確認しても元々ついていた雨跡と同じ場所に水が浸入していたのです。
調査を終えて
今回の雨漏りの原因は隅棟の内部に雨水が浸入して起こったものだと判明しました。
寄棟造りに施される隅棟は雨漏りの発生個所としてもかなり多い箇所だというのは前回のブログ(寄棟造りのお家によくある雨漏り)にも記載していますが今回の雨漏りの原因はそれでは無く施工の問題と材料がS型瓦だったというのもあると思います。S型瓦は凸凹が大きい瓦ですので棟下の瓦の加工や施工に特に注意が必要で少しの施工誤差等で雨水を棟内部へ取り込んでしまうからです。こちらのお客様にも雨漏りの原因をご説明させて頂き後日、写真と修理及び葺き替えの見積書を提出させて頂いたところ葺き替え工事をご依頼いただきました。
屋根の工事屋さん小浦瓦店では雨漏り調査を随時無料で受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。
奈良県天理市で築30年の木造住宅で発生した雨漏りの無料...
こんにちわ、屋根の工事屋さん小浦瓦店 雨漏り調査員の竹田です。
今回は奈良県天理市にお住いのお客様から1階の和室の窓枠から雨漏りが発生しているので調査をしてほしいとお問い合わせをいただきました。
目視確認
1階和室の窓枠上部にはくっきりと雨漏りの跡が残っています。
こちらもくっきりと雨漏り跡が残っているのが分かります。
和室の上部は屋根ではなくベランダがある間取りでした。
ベランダを確認すると防水層が少し浮き上がりもあり亀裂も入っている状態でした。
お話を伺い状況を確認すると、和室の上はベランダになっており雨漏りの可能性のある箇所がいたるところに見受けられました。お客様はすでにご自身で色々と思い当たる箇所をコーキングで補修されていました。が、雨漏りは手当たり次第補修をしても治まるほど甘くはありません。
散水調査1
まず、一番可能性の高い防水層への散水から始めました。
散水をしながら水溜りが起こらないか。
亀裂部分で水の流れに変化が起こっていないかを確認します。
しばらくベランダの床面に散水したものの部屋に雨漏りは発生しませんでした。
続いて危険度の高い場所への散水に移ります。
散水調査2
続いてベランダの壁に設けられた開口部への散水です。
シャッターの隙間にファイバースコープを挿入し壁の内部を映したものです。状況は窓枠の下から天井方向を見上げています。
壁の内部には断熱材が入っていてその間にある木材が濡れているのが分かります。
この木材はベランダの腰壁の下地になる部材です。
調査を終えて
調査の結果、今回の雨漏りの発生個所はベランダ腰壁に設けられた開口のガラリの取り付け箇所だということが判明しました。
お客様に、その旨の説明をさせて頂き対応策として開口の閉塞を提案させて頂き後日見積書と施工図面をお渡ししたところ工事を発注していただきましたので雨漏り対策工事をさせて頂きました。
奈良市で新築屋根の日本瓦葺き工事と雨樋取り付け工事が完...
奈良市で新築建物の屋根工事(日本瓦葺き)と雨樋の取付工事が完了しました。
最近新築で屋根を日本瓦葺きで発注されるお客様もかなり少なくなりましたが屋根が葺き終わり仕上がりを見るとやっぱり日本瓦って綺麗だなと再確認することができました。
詳細 施工事例はこちらから
施主様、工務店様ありがとうございました。
寄棟造りのお家によくある雨漏り
こんにちわ、屋根の工事屋さん小浦瓦店 雨漏り調査員の竹田です。
今回は大和郡山市で2階の天井から雨漏りがするので調査をしてほしいとのご依頼を受けて早速調査に伺いました。
こちらのお家は寄棟造りのお家でした。
外観確認
屋根下から見た時の写真です。 赤丸で囲んだ部分が棟の下端と地瓦がくっ付いているように見えるのが分かります。
屋根の上から見てもこの2箇所は棟の下端と地瓦がくっ付いているのが分かると思います。
近くで見るとこの様な感じで地瓦の上に完全に棟が乗っかっています。 何がおかしいの?と思われる方もいらっしゃるでしょうが、実はこの箇所は雨漏りが発生する可能性がかなり高い箇所なのです。
散水調査
雨漏りが発生している箇所の上部屋根にホースで散水をしています。
通常、棟に降りかかった雨水は赤矢印の方向へ棟の下端を伝って流れていきます。
こちらは瓦同士がくっ付いていた2箇所の内、下の方の写真ですが赤丸のところで水が留まり地瓦の方へ流れているのが分かります。
しばらく散水していると棟の内部から水が流れ出てきました。
散水後、実際に瓦を捲ってみると思った通り棟から水が屋根内部に浸入していることを確認しました。
葺き土の両側が湿潤状態にあるのが分かります。
近くで見てみるとかなり水が浸入しぼとぼとに近い状態ですよね。 これでは雨漏りしてもおかしくはありません。
まとめ
寄棟造りのお家には隅棟という屋根中央部から軒先角に向かって斜めに走る棟があるのですが地瓦に対して並行ではない為、施工に注意が必要です。 隅棟に流れる雨水と地瓦に流れる雨水は切り離して流れるようにしなければ瓦同士がくっ付いている箇所で雨水の流れが滞ってしまい地瓦を伝って棟の内部へ雨水を導いてしまう恐れがあり、雨漏りの原因となります。 皆様はご自身の自宅の屋根の形状を知っているでしょうか? なんとなくこんな屋根。と思っている方も多いかもしれないですね。 屋根の形状によりメリットとデメリットは必ずあります。 ご自身の自宅の屋根や建物のデメリットを知っておくと不具合が生じたときの対応が早くなり、修理費用もかなり抑えることができますので、身体と同様に家のことも理解してあげてあげることで家の寿命も永くなるものだと思います。 屋根の工事屋さん小浦瓦店では無料点検・調査・相談を随時受付しておりますのでご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
奈良県桜井市で無料雨漏り調査の実施
こんにちわ、屋根の工事屋さん小浦瓦店雨漏り調査員の竹田です。
今回は奈良県桜井市にある築80年程経つお宅の雨漏り調査について投稿いたします。
お客様のお宅は入母屋形状の屋根のお宅で何年も前から雨漏りが発生していたらしく
数年前に他業者さんに修理を依頼したにもかかわらず、雨の強さや風向きにより雨漏りが未だに発生するとのことでした。
目視確認
雨水の浸入は赤丸の辺りからあるようです。
近くで観てみると棟と地瓦が接触しています。
室内は天井板に大きな雨染みが残っています。
天井裏では隅棟の真下の木材に染み跡があり、葺き土が天井裏へ流れ込んでいました。
天井板の裏側にもくっきりと雨染みが残っています。
まず、お客様に雨漏りの発生個所と発生時の様子を伺い実際にその個所を目視で確認します。
屋根の形状は入母屋屋根で外観・室内・天井裏と様子を観てみるとどうやら雨漏りの発生個所は隅棟といわれる棟の辺りから発生しているようでした。
散水調査
屋根の上からホースを用いての散水状況。
今回注意してみている箇所は赤丸の部分です。
矢印の辺りから水が浸入している恐れが高いのです。
じわじわと天井板に染みが現れてきました。
アップで観ると調査で出来た染みがよく分かります。
天井板からポタポタと雫も滴っていました。
次に実際にその隅棟の辺りを重点的に散水をします。
散水を開始して約30分ほどでしょうか?一度室内の状況を確認すると思った通りです。
既に天井に染みが現れていました。
調査を終えて
調査を終えて、お客様に雨漏りの原因が隅棟の不良によるものだと説明をさせて頂きました。
こちらのお宅のように入母屋造りや寄棟造りの隅棟のあるお家は比較的雨漏りの発生が多い為、注意が必要です。
屋根の工事屋さん小浦瓦店では雨漏り調査はもちろん、屋根の日常点検も随時無料で承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
増築した建物の屋根は特に雨漏りにご注意を!!
こんにちわ、屋根の工事屋さん小浦瓦店の雨漏り調査員竹田です。 今回は、お客様のご両親がお住いになられていた家の雨漏り調査に伺いました。 そのお宅は以前に増築工事をしたことのある建物でした。
現在こちらのお宅はあまり使用されていなかったため、すぐに雨漏りには気づかなかった様で、そのために天井のクロスが大きく剥がれて内部の木材も少し腐食していました。 屋根の状況を確認するために屋根に上がらせていただいたところ、既設建物の軒先方向に増築建物の壁がありました。 そんな建物の状態である為、既設建物の屋根に降り注いだ雨水はもちろん増築建物の壁に向かって流れていきます。もちろんその取り合い箇所には谷樋と呼ばれる雨水を排水するためのものが施されていますが、その谷樋が経年により腐食しています。(銅板の谷樋は酸性雨により腐食するといわれることが多々ありますが私自身は酸性雨の影響は少ないと考えています) 雨水が流れる場所に穴が開いていては当然の事ながら雨漏りは生じますね。 お客様には原因を写真を見ながら説明をし、どういった修理が必要か等をお伝えし後日見積書をお渡すこととなりました。 この様に雨漏りは原因をしっかりと追究しなければ修理は出来ませんので、多分、だろうといった曖昧なことをいう業者さんはあまり優良とは言えませんのでご注意ください。
和歌山県紀美野町で屋根の葺き替え工事を請け負わせて頂き...
和歌山県紀美野町で屋根の葺き替え工事が完了いたしました
和歌山県紀美野町でS型瓦から立平葺きでの葺き替え工事が完了いたしました。 施主様、工務店様ありがとうございました。
内容:立平板金葺き147m2 S型瓦から立平葺きへの軽量化 約-7トンになりました。