DIYにも便利な波板
こんにちは、屋根の工事屋さん小浦瓦店です。
今回は屋根や壁によく使われている波板の種類と特徴について少しお話ししたいと思います。
皆さんは波板と聞いてどの様なものを思い浮かべるでしょうか?
例えばガレージの屋根に使われているポリカーボネートや古い小屋などに使われているトタンなどでしょうか?
そう思い浮かべた方はその通りで波板とは波状の凹凸がある薄板の総称で、建築資材の中でも比較的安価で加工が容易などDIYにはとても取り入れやすい資材です。
それではその波板にはどのような種類があるのでしょうか?
波板には金属製波板・樹脂製波板・セメント製波板がありそれぞれの長所と短所を加味して資材の選定をすることが必要です。
例えばガレージの屋根のほとんどは樹脂製波板が使用されいていますが樹脂製波板には塩ビ製・ポリカーボネート製・FRP製とありますがいずれも採光性が高く加工がしやすいといった特徴があります。その中でもコストと強度の面からポリカーボネート製を選ぶのが良いでしょう。ガレージやテラスなどアルミ製のエクステリア製品であれば定尺の物で張替えが可能な場合が多いので加工もほとんどしなくて済みますよ。
倉庫の屋根や壁などは金属性波板やセメント製波板が良いでしょう。
どちらも耐久性はありますが金属製は軽量で加工がしやすいのが特徴です。
ただ、遮熱や遮音性に少し劣るデメリットは残ります。
セメント系波板は他の物より重量があり加工をするために電動工具が必要となる為、DIには少し不向きかもしれませんが耐火性は抜群であるため、薬品や燃料を保管する倉庫などの外装にはお勧めです。

金属性波板
(ガルバリウム)

樹脂製波板
(ポリカーボネート)

セメント製波板
(スレート大波)
DIYでモノ作りは楽しく、また自身で作り上げた物には愛着がわくかと思いますがくれぐれも作業をするときは怪我の無いように必要な保護具を身に着けて取り掛かるようにしてくださいね。
DIYをするつもりで材料を購入したけど、「上手くできない」や「作業する時間が無くなった」など途中でお困りになればそんな時には屋根の工事屋さん小浦瓦店までお問い合わせください。
奈良県大和郡山で連棟建物の屋根仕舞工事が完了いたしまし...








奈良県大和郡山で連棟建物の一部を解体した後の既存建物側の屋根の仕舞工事が完了いたしました。
取り壊された建物は既存建物より高かったようで既存建物の端部は壁仕舞となっており建物が無くなったことにより袖の仕舞へと切り替えが必要でした。
建物は築60年程経つお宅で建物の基準が狂っていた為、瓦の割付をしっかりと行ない雨漏りが発生しないよう慎重に施工させて頂きました。
屋根の工事屋さん小浦瓦店では熟練した技能を持つ職人が責任をもって皆様のお宅の工事を手掛けますので安心してお任せいただけます。
屋根のお悩みなら何でもご相談ください
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奈良県奈良市で屋根の葺き替え工事(モニエル瓦からカラー...






奈良県奈良市で屋根の葺き替え工事が完了いたしました。
こちらのお宅は雨漏りが原因で無料雨漏り調査へお伺いし、調査に基づいた対応工事のいくつかのご提案の中から葺き替え工事を発注いただきました。
屋根の工事屋さん小浦瓦店では随時屋根の無料点検を受け付けております。ご自宅の屋根で不安に思う所などあればお気軽にお問い合わせください。
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奈良県天理市で無料雨漏り調査へ
小浦瓦店 雨漏り調査員の竹田です。
今回は地元天理市に御在住のお方から雨漏りが発生しているので原因を調査してほしいとお問い合わせを頂き調査に参りました。


調査の前にまずお部屋の様子を確認させて頂きましたが、2階のお部屋はすでに天井から床まで雨水が浸食している状態でした。
「これはさすがにひどい状態だ」と思ったのが素直な感想です。
お話を伺うと2階の部屋は普段ほとんど使用せずほぼ物置状態となっており、「雨漏りに気づいたのは1階の天井に雨染みが出来たからだ」ということなのです。
つまり1階の天井に雨漏りがおよぶまで2階の状態は放置したままだったわけです。
調査の実施
雨漏りが発生しているお部屋の真上は屋上テラスとなっているとのことでしたので、そちらの状態を確認させて頂きました。






目視と打診等でテラスの防水層や雨漏りの可能性が高い箇所を注意深く観察していきます。
1段目の写真 排水ドレン廻りや水切り部
2段目の写真 パラペット(腰壁)の笠置ジョイントのコーキング状態
3段目の写真 パラペットに設けられた開口部のコーキング状態
目視では排水ドレンや水切りには特に大きな問題はなさそうでしたが各所コーキングは劣化が進み防水効果の低下が懸念されます。
続いてテラス外部を観察します。


外部の排水桝の状態を確認すると排水桝の内部に土砂が詰り雨水が溜まる状態になっていました。しかも排水ドレン(パイプ)廻りの止水が劣化したのか未施工だったのかは不明ですが止水されていない状態であったことが判明しました。

矢印がさす箇所、ドレンとモルタル壁の取り合い部の止水が施されていないことが分かります。
こちらは雨漏りの可能性が非常に高い為、ここから散水調査をはじめます。
排水桝に水が溜りその水がドレン廻りより浸入し壁内部を伝わり窓枠にこれだけの量の雨漏れが発生したのです。
漏れた水の量でもそうですが散水から漏水までの早さにも驚きました。
こちらのお宅の雨漏りの主な原因は排水桝の詰りとドレン周りの止水の不具合です。


散水後、天井裏を確認してみると水が滴った跡がはっきりと残っています。
写真には写っていませんが、木材はかなり腐食が進みシロアリの被害の痕跡もあり木材に水が浸透することが少なくすぐに天井へ漏水したということだったのでしょう。
その他の懸念される箇所にも散水を行いましたがやはり問題は排水ドレン廻りの様でした。
調査を終えて
「雨漏りの原因は排水ドレンの先にある排水桝とドレン周り壁の止水です」とお客様に説明をさせて頂き、対応としてはドレン廻りの止水と排水桝に接続されている樋の取替及びパラペット笠置ジョイントと開口部のコーキングの打ち替えを提案させて頂きました。
工事を請け負わせて頂いたとしても常にテラスの清掃を心掛け、排水桝に土砂やゴミが堆積しない様にしてくださいとお願いをいたしました。
こちらのお宅のように排水ドレン廻りからの雨漏りは非常に多く、雨漏りのお問い合わせもよくいただきます。
雨漏りは早期発見で軽微な補修工事で済ませることが出来ますがこちらのお宅のように長らく気付かずに過ごされると建物の柱や梁など重要な構造体が腐食し、最悪の場合は建て替え工事になる場合もありますので注意が必要です。
皆様の中にもし使用されずにしばらく出入りしていないお部屋が有りましたら定期的に天井や壁など雨漏りがしていないか確認されることをお勧めいたします。
屋根の工事屋さん小浦瓦店では随時無料雨漏り調査も受け付けておりますので建物に異変を感じた場合はすぐにお問い合わせください。
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兵庫県西宮市で屋根の重ね葺き工事(カラーベスト屋根から...






兵庫県西宮市で屋根の重ね葺き工事が完了いたしました。
こちらのお宅は2階のお部屋の天井に雨漏があることに気づかれ無料調査のお問い合わせを頂きました。
調査の結果、屋根の一部が下地からずれていることが分かり雨漏りの原因が判明したためお客様と相談の上今回の工事を請け負わせていただく事となりました。
屋根の工事屋さん小浦瓦店では本店は奈良県にありますが、他県のお客様からのお問い合わせにも素早く対応しておりますので屋根にお困りごとがある場合は是非一度お問い合わせください。
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工事の詳細はこちらからご覧いただけます。
~奈良県の歴史ある建物・屋根~日本一古い瓦が現在も残る...
こんにちは、屋根の工事屋さん小浦瓦店です。
今回は前回の続きとして奈良市にある元興寺さんへ伺い、1400年前に製造され現在も屋根に葺かれているという飛鳥時代の瓦を拝見しに行ってきました。
こちらの元興寺さんは都が飛鳥から奈良に移った時に飛鳥に建立されていた法興寺(飛鳥寺)がこちらの地に移建された為、法興寺に使用されていた木材や瓦が飛鳥より運ばれたということです。



上の写真の色がまばらに映っている丸い瓦が飛鳥時代に製造された瓦です。
屋根の葺き方も行儀葺きという工法で施工されています。

写真左側 本葺き 写真右側 行儀葺き
行儀葺きは本葺きと比べて丸瓦の断面が見え段々になっています。
この行儀葺きに使用されているすべての瓦が飛鳥時代の物ではなくこの中の約170枚程が飛鳥時代の瓦だと確認されており、これらの瓦は飛鳥時代に聖徳太子や蘇我馬子らが観ていたものその物だということになりますね。
屋根瓦も瓦葺技術もその時代よりずっと継承されている素晴らしい文化だと改めて感じることが出来ました。
~奈良県の歴史ある建物・屋根~日本で初めて瓦が使用され...
こんにちは、屋根の工事屋さん小浦瓦店です。
今回は地元の奈良県にある数ある寺社の中で日本最古に建立されたといわれる飛鳥寺(法興寺)へ伺いました。
なぜ飛鳥寺に行ったのかというと、こちらが日本最古に建てられたお寺で日本で初めて瓦が使用された建物だからです。現在の飛鳥寺の本堂は幾度かの火災に遭い建物や瓦は創建当初の物ではありませんが建立した当初の瓦は奈良市にある元興寺でいまだ現役で建物を雨から守っているのです。
今から1437年前の瓦が雨風にさらされながらもその姿を保ちその役割を果たしているとは先人の職人さんには感服の思いです。
近年の瓦は規格が定められ品質もばらつきが無く良質なものとなっていますが流石にこの1400年という年月を保つことはできないでしょうね。それでも耐久性はやはり粘土瓦が一番では無いでしょうか。
近年の建物は瓦を使用しないことが多くなり少し残念にも思いますが、時代の流れに連れて良い建材も多く開発されているのでその土地の風土や環境に対応した材料の選定をし、良いモノづくりをしていかなければならないと思っております。
飛鳥寺には資料館の中に瓦の破片が展示してありますのでそちらを拝観させて頂き次回は元興寺へ伺いたいと思います。

飛鳥寺西側より

日本最古の鋳造大仏(飛鳥大仏)


スレート瓦(カラーベスト)屋根によくあるお問い合わせ
こんにちは、屋根の工事屋さん小浦瓦店調査員の竹田です。
今回はスレート瓦屋根のお宅でよくあるお問い合わせの一つをご紹介いたします。
スレート瓦はカラーベスト又はコロニアルといった商品名で呼ばれる瓦で戸建て住宅の屋根に多く使用されている屋根材の一つです。
そのスレート瓦は約10~15年周期で塗装のメンテナンスを行うことが理想とされメンテナンスを行うことで耐久性を維持するとが出来るものなのですが、実は塗装だけでは屋根全体の耐久性が維持されるものではないのです。
お問い合わせいただくお客様の中にはしっかりメンテナンスをしている方や1度もメンテナンスをしたことがない方まで多数おられますがどちらの場合も共通してお問い合わせ頂くことが「屋根から鉄板の部材が落下してきた」、や「屋根の鉄板がバタバタしている」です。
皆様がお話になる鉄板とは棟包みという部材で屋根の棟の部分をカバーする板金の事で、これらはよく下地の木材に釘止めで固定されているのですが、経年による下地木材の腐食や乾燥収縮など又は日常的に受ける風などの微振動で徐々に固定釘が緩みだし結果として強風で外れることとなりますので❝塗装だけではこの様な屋根の問題は解決することは出来ない❞のです。



実際の棟包み板金の固定釘が緩んでいる状態(写真 左 中)と完全に抜けてしまっている状態(写真 右)です。

こちらの写真は完全に棟包み板金が外れてしまい落下してしまった状態です。
このようにスレート瓦屋根は瓦本体以外のメンテナンスも必要なことが分かるかと思います。
屋根から部材が落下してしまうと重大な事故に繋がる恐れもありますので定期的な点検やメンテナンスが必要です。
屋根の工事屋さん小浦瓦店では屋根の無料点検を随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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高市郡明日香村で塀の笠置瓦取り付け工事が完了いたしまし...






高市郡明日香村で塀の笠置瓦の取付工事が完了いたしました。
元々建てられていたコンクリート製の塀は雨水が流れ側面が酷く汚れている状態でモルタルが剥離している箇所も多々見受けられていました。
長年雨水にさらされ汚れの付着を放置していると塀の表面モルタル等の強度が低下してしまうのですね。
屋根の工事屋さん小浦瓦店では塀の工事も請け負わせて頂いておりますのでご相談ください。
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奈良県奈良市でテラス屋根のポリカ波板張替え工事が完了い...






勝手口部分に設営されているテラスの屋根の一部が強風で飛散したとの事でお問い合わせを頂き今回張替え工事をさせていただく事となりました。
波板は塩ビ製やポリカーボネート製のものがありますが経年で強度が低下しやすく特に塩ビ製の物は割れや変形が多くみられ、比較的強度の高いポリカーボネート製のものであっても固定フックが劣化で破損することが多く強風等で外れてしまうことが多々あります。
屋根の工事屋さん小浦瓦店ではテラスやガレージの波板の張替えもお任せいただけます。
波板の張替えをお考えの方は是非お問い合わせください。
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奈良県橿原市でベランダテラスのポリカ波板張替え工事が完...






奈良県橿原市でベランダテラスのポリカ波板張替え工事が完了いたしました。
ベランダやカーポートなどの屋根(波板)が破損したり雨漏りでお困りの方は多いかと思います。
こちらのお客様も同じお悩みをお持ちで弊社へお問い合わせいただき工事をさせていただく事となりました。
古い波板は塩ビ製のものが多く経年で劣化が進みやすいもので破損が生じやすくなり、雨漏りやバタつきなどの原因となりますので強度の高いポリカーボネート製の波板に張り替えることで寿命を長く保つことが出来ます。
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奈良県磯城郡田原本町で日本瓦から平板瓦(マルスギイーグ...







奈良県磯城郡田原本町で屋根の部分葺き替え工事(日本瓦から平板瓦マルスギイーグルエクサへ)が完了いたしました。
こちらのお宅は長らく誰もお住いになられておらず放置していた状態にあったようですが、内装リフォームと屋根の不良個所を修理することで賃貸で再利用する計画をされたようです。
屋根の工事屋さん小浦瓦店では大規模な葺き替え工事から小規模の修理工事まで瓦屋根のみの留まらず多様な屋根工事に対応しております。
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令和7年安全祈願
屋根の工事屋さん小浦瓦店です。
今年も毎年年明けに社員みんなで地元天理市にある石上神宮さんへ安全祈願詣りをして参りました。
社員みんなの私生活と工事中の安全を祈祷していただき本年も施主様に安心して工事をお任せいただけるように安全第一で作業に取り掛からせて頂きます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。







新年あけましておめでとうございます。
新年あけましておめでとうございます。
今年は巳年ですね。
巳年の由来を調べると次のようにありました。
巳という字は胎児の形を表した文字で、蛇が冬眠から覚めて地上にはい出す姿を現しているようで始まりや起こるなどの意味があるようです。
今年はこれまでの努力してきたことが実を結び始める年だともいわれているそうです。
皆様にとっても素晴らしい1年でありますように願います。
屋根の工事屋さん小浦瓦店も皆様のお役に立てるように一段と精進してまいりますので何卒よろしくお願いいたします。



奈良県磯城郡で屋根の重ね葺き工事(カラーベストからアイ...






奈良県磯城郡でカラーベスト屋根をアイジー工業スーパーガルテクトで重ね葺きをする工事が完了いたしました。
こちらのお宅は新築当時から30年程屋根のメンテナンスをしていなかった様で瓦の破片が玄関の前に落ちていることでご自宅の屋根の状態が今どの様になっているのかが不安になりお問い合わせいただき工事をさせていただく事となりました。
カラーベスト屋根は15年程度で塗装のメンテナンスが必要とされていますがメンテナンスを怠ると表面塗膜が剥離し、瓦の強度が著しく低下します。
お客様の中にはメンテナンスが必要だということを知らずに住んでいる場合もありますが定期的な点検とメンテナンスはとても大事なものです。
屋根の工事屋さん小浦瓦店では屋根の無料点検を随時受け付けておりますので是非屋根の状態が気になる方はお問い合わせください。
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奈良県天理市で工場の折板屋根修理工事が完了いたしました...





















奈良県天理市で工場の折板屋根の修理工事と鉄骨階段踊り場補修・ポリカ波板屋根張替え工事が完了いたしました。
こちらの建物は貸し工場で新たに借主様が使用されるにあたり雨漏りの修理とその他不良個所の補修をご依頼いただきました。
屋根の工事屋さん小浦瓦店では瓦はもちろんスレートや金属屋根まで幅広く工事を手掛けておりますので屋根の事ならどんなご相談でもお問い合わせください。
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