屋根の工事屋さん
屋根の専門店
屋根の工事、リフォーム、雨漏り修理、波板張り替え
小浦瓦店
0120-332-885
メールはこちらから
マスコットキャラクターびしゃもんくん
< 戻る | ホーム ホーム  >  ブログ  >  日本で初めて瓦が使用された建造物 飛鳥寺

ブログ

飛鳥寺本堂

日本で初めて瓦が使用された建造物 飛鳥寺

2025年02月02日(日)

こんにちは、屋根の工事屋さん小浦瓦店です。
今回は地元の奈良県にある数ある寺社の中で日本最古に建立されたといわれる飛鳥寺(法興寺)へ伺いました。
なぜ飛鳥寺に行ったのかというと、こちらが日本最古に建てられたお寺で日本で初めて瓦が使用された建物だからです。現在の飛鳥寺の本堂は幾度かの火災に遭い建物や瓦は創建当初の物ではありませんが建立した当初の瓦は奈良市にある元興寺でいまだ現役で建物を雨から守っているのです。
今から1437年前の瓦が雨風にさらされながらもその姿を保ちその役割を果たしているとは先人の職人さんには感服の思いです。
 近年の瓦は規格が定められ品質もばらつきが無く良質なものとなっていますが流石にこの1400年という年月を保つことはできないでしょうね。それでも耐久性はやはり粘土瓦が一番では無いでしょうか。
近年の建物は瓦を使用しないことが多くなり少し残念にも思いますが、時代の流れに連れて良い建材も多く開発されているのでその土地の風土や環境に対応した材料の選定をし、良いモノづくりをしていかなければならないと思っております。


飛鳥寺には資料館の中に瓦の破片が展示してありますのでそちらを拝観させて頂き次回は元興寺へ伺いたいと思います。

飛鳥寺

飛鳥寺西側より

飛鳥大仏

日本最古の鋳造大仏(飛鳥大仏)

鬼面文鬼瓦他
単弁蓮華文軒丸瓦
ページの先頭へ